子供が円形脱毛症になる原因と改善にむけた対処法

子供が円形脱毛症になる原因と改善にむけた対処法
円形脱毛症は大人だけの症状ではありません。なんと、円形脱毛症となる4分の1は子供とされているからです。

多感な年頃の子供にとって、10円はげなどの円形脱毛症は大きなストレス。心の成長に悪影響を及ぼさないためにも、早めの対策が必須です。

親としてできることを紹介します。

円形脱毛症は大人だけの問題ではない

頭にぽっこりと10円台のハゲができてしまう円形脱毛症。大人だけの症状と思われがちですが、実は子供にも多く見られます。

子供の円形脱毛症は全体の4分の1を占める

円形脱毛症となる患者の4分の1は、15歳未満の子供と言われています。多感な年頃の子供が自分で円形脱毛症を見つけてしまうと、精神的なショックは計り知れないでしょう。

学校でからかわれる原因にもなり、心の成長に悪影響を及ぼしかねません。

子供の円形脱毛症を見つけたら

子供の頭髪だけでなく、精神にも影響を及ぼす円形脱毛症。親としてできることは、早期発見をして症状が軽いうちに治療を始めてあげることです。

親が気付いてあげる必要がある

10円ハゲなどができる場所が後頭部などの死角になった場合、子供が自分で発見することは困難となります。そのため、普段から子供の頭髪にも注視しておかなければなりませんね。

食事をする時間や家族の団らん、入浴後など、普段から何気なく気をつけて見てあげられるようにしましょう。

10円ハゲくらいの大きさだと要注意

頭部に10円大の脱毛ヵ所がある場合、円形脱毛症を疑わねばなりません。頭髪だけでなく、眉毛やすね毛にも表れる場合があります。

円形脱毛症が進行すると治癒にかかる時間が増えてしまうため、なるべく早期に発見してあげられるようにしたいですね。

単なる薄毛か円形脱毛症かを判断しよう

髪の毛が円形上に抜けてしまっていると、最初に10円ハゲなどの円形脱毛症をイメージしがちです。しかし、単なる薄毛の可能性もあります。この場合は食事療法や就寝時間を早めることで改善される可能性があるのです。

やはり最初に脱毛を見つけたら、子供を説得して病院を受診するのがよいでしょう。正しい症状とその原因を特定する必要があります。

円形脱毛症の種類

子供のまとまった薄毛が円形脱毛症だった場合、次の3つの種類が考えられます。主に、脱毛している部分の範囲によって違いがあるため、確認してみてくださいね。

男の子と女の子

円形脱毛症の種類1. 「単発型」

脱毛が1ヵ所から2ヵ所の場合、単発型の円形脱毛症が考えられます。円形脱毛症の症状で最も多く、眉毛などにも表れます。約8割が治療を開始して1年以内に完治しますが、症状が進行すると、次で紹介する多発型になってしまいます。

円形脱毛症の種類2. 「多発型」

2ヵ所以上の円形脱毛症が発生した場合、多発型と呼ばれます。ここまで進行すると、自力での回復は難しく、治療にも2年ほどかかる場合があります。そのため、なるべく単発型の時点で対応して多く必要があるのです。

円形脱毛症の種類3.  「蛇行型」

脱毛の箇所が連結しており、後頭部から側頭部に向けて脱毛が広がってしまいます。丁度、襟足の部分の髪が抜け落ちてしまう感じです。自分で鏡を見たり、友人から指摘されるケースが多いため、なるべく早期の段階で発見する必要がありますね。

円形脱毛症の原因を知り治療しよう

子供に円形脱毛症があるのを見つけたら、治療のために病院へかかる必要がありますね。しかし、その前に症状の原因を理解しておく必要があります。子供を説得して病院へ連れていくためにも、理由は必要ですからね。

特に、多感な年頃の子供の場合は、傷つけないように心のケアも考えてあげる必要があるのです。

アトピー性皮膚炎なら自己免疫疾患の可能性がある

円形脱毛症の原因で考えられるのは、自己免疫疾患という症状です。自己免疫疾患とは、人間が持つ病原菌などを攻撃する免疫力であり、それが過剰に反応してしまうと円形脱毛症の原因位もなります。

アトピー性皮膚炎などでアレルギーに過剰反応する体質になっていた場合、正常な頭皮や毛根に対しても攻撃が行われてしまいます。その結果、円形脱毛症になってしまうのです。

栄養不足かも?子供の食生活を見直そう

もう1つの可能性として栄養不足も考えられます。成長期には規則正しい食生活が欠かせません。生活の乱れによって円形脱毛症が引き起こされている可能性も考えられるため、親としてきちんとサポートできるようにしましょう。

ストレスが原因の可能性も否定はしない

ストレスが原因とも考えられています。しかし、子供は大人ほどストレスを感じない生活を送っています。とはいえ、ストレス耐性には個人差があり、学校や家庭での些細なことが精神的な負担になっている可能性は否定できないのです。

病院を受診した後に、子供にストレスとして思い当たる節がないかを、さりげなく聞き出してみてもいいですね。

治療にはステロイドの注射や薬を用いる

円形脱毛症の治療は、小児科ではなく皮膚科を受診しましょう。治療には主にステロイド系の薬剤を使用します。ステロイド剤を円形脱毛症の箇所に直接注射するというものですが、子供には行われない場合もあります。もしくは、飲み薬や塗り薬の使用もメジャーな治療法です。

子供の体質をきちんと把握したうえでの治療が優先されるため、必ず医師と子供の間で状況を共有しておく必要がありますね。

子供の円形脱毛症は親が気付こう!原因は自己免疫疾患やストレス

子供が円形脱毛症になった場合、親としてできることは早期発見と治療です。円形脱毛症は10円はげ大のものから症状が進むことで、治療にかかる期間が長引いてしまいます。

多感な年頃の子供にとっても大きなストレスになるため、家族として心のケアもしてあげてくいださいね。